wordpressでAdSense広告を掲載する方法

webメディアやブログを運営する目的の一つに、webで稼ぎたいというのがあると思います。私もそうです。

10年前までは純広告でまとまった報酬を得るのがベストでしたしオファーも多くありました。

5年前まではアフィリエイト全盛期で100万以上を稼ぐブログがゴロゴロしていました。

これから始める方に限っていうと、今はGoogle Adsense(グーグルアドセンス)が最速に収入を得やすいと実感しています。

何故アドセンスが良いのか、その理由と具体的な導入方法をwordpressテーマのLION MEDIAに沿って解説します。

Adsenseの設定方法だけ知りたい方は目次からスキップしてくださいね。

広告掲載を開始するタイミング

色々なアフィリエイトブログで書かれていますが、収益化を考えるのはブログを3か月以上継続出来てからということに尽きます。

でも、記事更新を続けるのに励みも欲しいですよね?Adsense(アドセンス)で少しでも収益が発生すると、とても励みになります。

とうことで、第一段階の目標設定”月間PV700以上”としてみましょう。何故かというと、私はこれでAdsenseの審査に通ったからです。ちなみに、webmoとは別のサイトです。

Adsenseの審査に通ったサイトのスペック

アナリティクス解析画面

  1. サイト公開開始からたった25日
  2. 25日間のPV数は785
  3. 記事数は42記事で平均文字数3000以上
  4. 自然検索流入がわずかだけど発生していた

つまり、開始から1か月以内で収益化を行ったということです。

1日1記事以上を毎日掲載していますが、中には500字くらいのものもありました。

Adsenseを掲載するようになってから2か月が経過した現在、つまりブログを3か月継続した状態は下記になっています。

  1. サイト公開開始から90日
  2. 90日間のPV数は2700
  3. 記事数は76記事
  4. Adsenseの報酬は90日合計で250円

ご覧の通り、PV数が少なければ記事数が多くても報酬は微々たるものです。とにかく早くAdsenseの掲載をしたい場合の参考にしてください。

そもそもAdsense(アドセンス)って何?

Googleが管理運営しているアドネットワーク広告です。下記画像の赤く囲んでいる部分はAdsense広告です。

adsenseの表示例

Googleの場合でいうと、Adwords(アドワーズ)と連携していて、広告を出したい企業や人がAdwordsで広告を登録して、広告で収益を得たいwebサイトはAdsenseでサイト登録をして、広告配信を受けることで報酬を得ます。

詳しく知りたい方はGoogle公式:Adsenseの仕組みをチェックしてください。スルーでも大丈夫です。

あなたのwebサイトで広告が表示されるだけで報酬が発生します。広告がクリックされると更に高い報酬が発生します。

Adsenseを導入するべき理由

これについては、アフィリエイトをしないほうが良い理由と言ったほうが正しいかもしれません。

最初からアフィリエイトで稼ぐのは難しい

アフィリエイトの仕組みは、商品リンクをクリックした人がその先で購入をしたり会員登録をすることで成果報酬として広告費がもらえます

一般的に、記事内のリンククリック率は平均1%、その先の購買率(成約率)も1%と言われています。

もちろん記事内容や商品価格によってその確率は大きく変わりますが、仮に平均値であるクリック率1%、購買率1%の場合、下記の方程式となります。

記事PV×クリック率1%×購買率1%
=アフィリエイト発生件数

これを上記で紹介したAdsense掲載開始の目標数値、サイト月間PV1000に当てはめると・・・

1000PV×1%×1%=0.1件

実際には、0.1件という結果はあり得ないですよね。しかもアフィリエイト用記事のPVだけで考えなければいけません。

つまり、1記事で10000PVがあってやっとアフィリエイト1件を獲得できる計算になります。

さらにいうと、私が知っている美容サイトではクリック率が1%以下、購買率も1%以下という例もありました。

もちろん、逆のパターンもありえますがどちらにしても1記事10,000PV以上にならなければ話になりません。

モチベーションをキープできる

上記のとおり、アフィリエイトは中々獲得できないため早々にリンクを貼っても心が折れるだけです。

それに比べてAdsenseは、掲載したその日に報酬が発生することが珍しくありません。最初は1日1円でも、結果がでることに意味があります

SEOに悪影響がない

1番重要なのが、この部分です。

GoogleのSEOアルゴリズムは、アフィリエイトサイトに対して厳しいルールを設定しています。

Google search consoleヘルプ:アフィリエイトプログラム

Google的には、アフィリエイトサイトは低質なものが多いというのがベースにあります。アフィリエイトリンクを貼っているとアフィリエイトサイトと判断され、厳しくチェックされます。

Adsenseタグの挿入であれば、上記のようなリスクはありません。

Adsenseを導入する方法

上記を踏まえて、Adsenseの導入に臨みましょう。

ここからは実作業の方法を解説していきます。

Googleアカウントを作成する(無料)

AdsenseはGoogleのサービスなので、Googleアカウントは必須です。

Googleアカウントというのは、Gmailの取得です。

この記事を読んでいる方はwordpressユーザーが多いなずなので、アカウントがないという方は少ないでしょうがもしなければ下記の公式サイトから取得してください。

Googleアカウントの作成ページ

Adsenseアカウントを有効にする(無料)

Gmailを取得したら、Adsense公式ページにアクセスしてください。緑色のお申込みはこちらというボタンが表示されているはずなので、そちらをクリックします。

移動したページがお申込み兼サイトの審査ページです。

運営しているサイトのURLGmailアドレスを入力してメルマガの受取についてチェックすると次のページに移動できます。

ページの指示に従って登録を進めてください。

全体の流れは、Adsense公式フォーラム:お申込みと有効化を確認しておきましょう。

有効化されないケース
アドセンスについてググってみると分かりますが、有効化されない(審査に落ちる)ことも多くあります。 Googleのポリシーに違反していることが理由のほとんどです。また原因についてGoogleからメールで指摘してくれるので、それに従ってサイトを修正しましょう。

Google公式:お申込み時の条件

Google公式:Adsense禁止コンテンツ

LION MEDIAでAdsense広告を表示させる

さて、やっとこの記事の主題であるLION MEDIAでのAdsense広告設定です。お待たせいたしました。

LION MEDIAをテーマにしていると、カスタマイズから広告タグの設定が出来るのが大きな魅力の一つです。とても簡単なので安心してください。

サイトをAdsenseに紐づける

Adsenseが有効化されると、サイトとAdsenseを紐づけるためのタグを発行されているはずです。

Google公式:サイトをAdsenseに紐づける

そのタグをwordpressのどこに設置させるか解説します。

①外観 > カスタマイズ でカスタマイズ画面に移動

wordpressダッシュボード左側メニュー外観からカスタマイズをクリックしてください。

wordpressメニュー

②広告設定[LION用]タブをクリック

カスタマイズメニューの上から5番目にある広告設定[LION用]をクリックしてください。

広告設定メニュー

③記事内広告にコードをペースト

Adsenseからコピーしてきたコードを、記事内広告の枠内にペーストしたら最上部にある公開をクリックしてサイトに反映させてください。

下記の画像では実際にタグを貼り付けてあります。

記事内広告プレビュー

④Adsenseに戻って確認

Adsenseでサイトの確認を行い、紐づけが完了していれば成功です。

Adsense管理画面の使い方公式ヘルプページでチェックしておきましょう。

サイトに広告を表示させる

Adsenseとwebサイトの紐づけが出来たら、実際に広告の表示をしましょう。LION MEDIAの機能で広告表示できる場所が決まっています。

Adsenseで広告コードを取得する

Adsenseのホーム画面にある左側メニューから広告の設定>コンテンツ>広告ユニット に移動します。

移動したページの上部にある+新しい広告ユニットをクリックして開きます。

Adsenseの広告コード取得

掲載したい広告の種類を選びますが、ここではインフィード広告を選んでおきましょう。

アドセンス広告メニュー

自動で広告スタイルを作成するのタブを選び、サイトのURLを入力します。

モバイルかデスクトップを選びスキャンしてください。ここではデスクトップでスキャンしてみます。

インフィード広告スキャン完了

スキャンが完了すると広告プレビューが表示されるので、次へ進みましょう。

次へページで、広告ユニット名を設定(なんでもOK)し、ディスプレイ広告の許可を下記画像のとおりに許可したら、コード取得画面に移動します。

広告ユニットは今後も増えるので、日付や広告の種類を付けるのがおすすめです。

広告コードの取得

アーカイブ用インフィード広告

ここにコードを設定すると、サイトトップページの記事アーカイブの一部が広告バナーになります。

画像の赤丸部分が表示例です。

カスタマイズ > 広告設定[LION用] に移動するところまでは紐づけと同じです。

上から2番目のアーカイブ用インフィード広告に取得した広告コードを貼り付けます。

インフィード広告設定

何番目に広告を表示するか指定“2”にしておいてください。

記事下用ダブル広告

記事下ダブル広告

クリックされやすい記事下広告も設定しましょう。広告コードを取得を新たに取得してください。

広告の種類は、テキスト広告とディスプレイ広告がおすすめです。

カスタマイズ > 広告設定[LION用] までは同じで、上から3番目の記事下用ダブル広告に広告コードをペーストします。

記事下ダブル広告枠

広告レポートを正確に取得するため、左と右の枠でコード取得を別にしてください。

以上でアドセンス広告の基本設定は完了です。

カスタマイズを更新してサイトに反映してください。

その他の場所に設置したい

webmoはプラグインで記事上にも設置しています。使用しているプラグインはWP-Insertです。

全て英語ですが操作はシンプルなので、感覚的に使えて簡単です。

広告掲載後も要注意

Adsenseの管理はとても厳しく、ポリシー違反があるとすぐに配信停止となります。

悪質なポリシー違反や、度重なる違反はアカウント停止となることも。

「知らなかった」では済まされないので最低限のルールはAdsenseの必須知識 で確認しておきましょう。

Adsense収益を確認する

管理画面のTOPページ収益情報が表示されるのですぐに確認が可能ですが、デイリーPVが100以下であれば0円が当たり前な日が続きます。

最初は、1円単位で報酬が発生しますが、広告をクリックされるようになると数十円~数百円の報酬が1クリックで発生します。初めてこの発生を見たときはとても嬉しかったです。

とにもかくにも、収益を上げるためにはサイトに質の良いアクセスを増やすことです。

webmoで実践してアクセスが増えた方法は今度記事にしたいと思います。

Adsenseの管理画面で分からない用語があったら、Google Adsenseヘルプの用語解説が便利です。webサイトを運営していくにあたり必要な用語情報も網羅しているので是非一読してみてください。

まとめ:誠実なサイトが生き残る

インターネットリテラシーは平均的に上がり、詐欺的商材はぐんと減りました。

インターネット業界を牽引するGoogleは、自らの責任と役割を明確にし、悪質なサイトや正体不明なサイトがユーザーの目に触れないよう日々努力しています。

その分、webサイトを立ち上げれば稼げる時代でもありません。

ニーズのある情報を、分かりやすく正確に、更新し続けることが求められています。

webmoでも、webサイトを運営する仲間たちにとって有益な情報発信を行い、収益が上がった報告をしたいと思っています。

サムネイル画像
最新情報をチェックしよう!